
低迷する景況の中で、新分野進出・新商品開発し、秋田発全国へ・・・のビジネスチャンスをうかがい、ネットワークの活用などによって積極的な展開を図り、社内から評価され、また各マスコミ等に報道及び掲載された元気印会員企業を紹介しております(財団法人あきた産業振興機構 BIC AKITA より)。
秋田発の癒し系観葉植物「コケ丸くん」シリーズが好評だ。コケ丸くんは、水苔をテニスボール程度の大きさに丸め、頭のてっぺんに寒さに強く丈夫なアイビーという観葉植物を植えた「トピアリー」といわれるもので、かわいらしさと植物を育てるという楽しさを併せ持ったユニークな商品である。
トピアリーとは、植物を人工的・立体的に動物やキャラクターなど色々な形にした造形物のことで、公園やテーマパーク、ホテルなどで見られる大型のものから家庭で楽しめる小型のものまで様々な種類がある。
松田代表は測量や建築設計を行う会社の代表で、公共工事などで必要となる緑地のアイディアを考えていたところ、たまたま海外で目にしたトピアリーの造形美に惹かれたのが開発のキッカケだったという。
初めは大きなトピアリーに挑戦していたが、製作に時間がかかり、しかも価格が高いことからなかなか売れなかった。試行錯誤の結果辿りついたのが「コケ丸くん」で、作り方が比較的簡単でしかも手軽に育てられることから人気となり、今では月に4,000〜6,000個を生産、販売取扱店も関東地区まで約100店にのぼる。開発から2年、お客様の要望から生まれた動物系のニューファミリー、カエルの「コケビッキー」や犬の「コケチワ丸」なども好評で、今年中には10万個生産を達成できそうだという。
地元湯沢市では小学校に寄贈、子供たちに植物を育てる楽しさを教えるなど社会貢献にも一役買っている。松田代表は、「トピアリーは欧米では一般家庭にも広く知られているが、日本ではまだまだ普及していない。トピアリーの楽しさをもっと多くの方々に知ってもらうよう普及に努めたい。」と意気込みを語ってくれた。 |

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専務取締役
伊藤 義郎

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電気で加熱・殺菌 大吟醸の香り豊かに
両関酒造 株式会社
本社:〒012-0813 湯沢市前森4−3−18
TEL:0183−73−3143 FAX:0183−72−2515
第二工場:〒012-0813 湯沢市前森2−5−32
TEL:0183−73−3243
URL:http://www.ryozeki.co.jp/
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老舗酒造会社の両関酒造は、県総合食品研究所醸造試験場と共同で、清酒に直接電気を通すことで加熱殺菌する装置を開発。5月からこの装置で処理した日本酒の出荷を始めたが、消費者から高い評価を得ている。
清酒では、もろみを圧搾してできた新酒が1〜2ヶ月して酒質が落ち着いてきた頃、60〜65℃に加熱して、熱酒をタンクに満たし密閉貯蔵する。この操作を「火入れ」と言い、新酒中の微生物の殺菌と残存している酵素を失活させて清酒を安全に貯蔵することが可能となる。従来の火入れは、お酒をビンに詰めて、ぬるま湯につけ加熱する「ビン火入れ」という伝統的な方法や、お湯などで加熱した管の中に日本酒を通して加熱殺菌する方法など、外部から熱を加える「伝熱方式」で行われてきた。しかしこの方式では、加熱にむらが出るほか、時間もかかるうえ、酒の香味成分などでデリケートな品質に影響が出ることもあり、新たな殺菌処理方法の開発が長年の課題だった。
開発した装置は、直径1センチほどのパイプを、セラミックで覆った電極板でサンドイッチ状に挟み、パイプ内に清酒を流す。電気抵抗により発生する熱(ジュール熱)を利用して殺菌する、従来とは全く異なる原理である「自己発熱方式」。同社では平成13年度から県総合食品研究所とともに県産学官共同研究支援事業として技術開発に取り組み、機器製造は秋田市の日本精機(株)が担当した。
新装置は加熱時間がビン火入れの約1/10に短縮でき、酒の香りや色などの変質を最小限に抑えるほか、熱の伝わり方にむらが無く、均質な加熱・殺菌が可能で、ビン火入れより高品質な酒を造ることができる。
今春開催された平成15酒造年度の全国新酒艦評会において、第一工場は原料米に山田錦を使用する2部に、第二工場は山田錦以外の米を使用する1部に「秋田酒こまち」を使用してエントリー。みごと両工場とも金賞に輝いた。5月にこの装置を利用した秋田酒こまち純米酒(1.8L入り)1,000本を限定販売したところ、あっという間に完売。引き続き酒造好適米「山田錦」を原料とする大吟醸酒『雪月花』(720ml入り)を6月下旬から販売しているが、こちらも1,000本だけの限定品。伊藤専務は「金賞受賞酒を両関自慢のジュール火入れで処理しているので、審査会の時の新鮮な香味そのままを楽しむことが出来る」と太鼓判を押す。お酒にこの技術を使うのは全国初であり、今後全国の清酒メーカーにも新技術・新火入れ装置として普及させたい考えだ。
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代表取締役社長
田代 義曠

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ケイタイ1つで、用途は無限大
株式会社 計測技研
〒011-0901
秋田市寺内字イサノ92−1
TEL:018−862−1139
FAX:018−862−1964
URL:http://www.k-giken.com
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同社はこのほど、携帯電話を利用した電源等遠隔制御ユニット「オン・コール090」(特許出願中)を発売する。
同社は、これまで八幡平土砂災害や岩手山火山災害などの防災システムを開発、設置してきた実績があり、技術力に定評がある。そのノウハウを活かし、導入コストの低く操作が簡単な、一般が利用しやすい全く新しい制御システムを開発した。それが「オン・コール090」である。
本機は、市販の携帯電話に接続することにより、電源のON・OFFや機器の制御、施錠等を電話1本掛けるだけで操作できる。また、防犯用センサーに繋げることで、不審人物を検知し自動通報を行うなどセキュリティー機器としても威力を発揮する。その他にも、ポンプ、水門ゲート、融雪装置等の監視および自動制御や、独り暮らし老人の安否の確認など、多種多様な利用法がある。広く一般に流布している携帯の回線を利用していることから、アイディア次第では更に様々な用途への活用が考えられ、その可能性はまさに無限大である。実際に販売代理店の募集を行ったところ、北は北海道から南は沖縄まで、50社を超える申し込みがあった。また発売前から様々な用途での活用の打診があり、その反響は極めて大きい。
本機の特性は何と言っても、無線や一般電話回線等を利用した装置に比べ投資コストが低く済むことである。特にインフラの整っていない無人倉庫等に設置する場合、回線の引き込み費用などを考えると、その差は極めて大きい。また、無線では伝達の範囲に限界があるが、本機の場合は携帯通話の通話網を利用することから、エリア内であれば、どこからでも操作が可能である(海外通話サービスを利用していれば、国外からでも操作、動作確認が出来る)。また本機に接続した携帯電話に着信制限設定をしておけば、特定の番号以外からは操作が出来なくなるなど、携帯電話のセキュリティー機能をそのまま活用できる。
「百聞は一見に如かず」まずは、標記のURLへアクセスし、オン・コール090遠隔操作画面へ進んでいただきたい。そこでは実際にモニターを見ながら遠隔操作を体験できるようになっている。必ずやその機能が一目瞭然に実感できるであろう。また、そこで様々な活用アイディアの募集も行っている。
本機が広く普及すれば、離れたところから様々なものを制御することがごく当たり前の時代となるであろう。
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代表取締役社長
坂本 圀義

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縫製業から大転身!
介護業界で一躍リーダー的存在へ
バンドーケアポート 株式会社
〒018-4263
北秋田郡合川町三木田字塚の岱79-2
TEL:0186-78-3411
FAX:0186-78-4701
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【設立までの経緯】
当社の前身は、なんと縫製業であった。埼玉県出身の坂本社長は家業が縫製業で、昭和42年合川町の誘致により同町に進出した。類稀なる人脈を駆使し、防衛庁、三越、丸紅との取引を得るまでに成長。しかし、近年の中国経済の進出による価格競争などにより業績が低迷。縫製業に限界を感じ、思いきった業種転換に踏み出した。息子さんの坂本朋文副社長が、たまたま同業種の方が介護業界に参入したという事を耳にしたのも後押しし、平成12年、介護大手のジャパンケアサービスのフランチャイズ加盟でバンドーケアポートが誕生した。当年は介護保険制度のスタートした時期でもあり、ニーズ的にも強い確信を持って踏み出した。
【在宅介護でのスタート】
まず初めに手掛けたのは在宅介護であった。浴槽を積んだ車両を5台購入し、訪問入浴を前面に出してスタートしたが、当初は採算ベースに乗せる程の利用者はいなかった。しかし、口コミにより利用者は徐々に増えていき、現在は同車両8台がフル稼働している。また、在宅介護サービスを行う事業所も6ヶ所(青森5ヶ所、秋田1ヶ所)に増え、ネットワークを生かした機動的なサービスを可能としている。平成13年にはグループホームを開始し、在宅介護の評判とメディアを活用した積極的なPRにより、オープン前に入居予約で満床となる盛況ぶりであった。その後は青森県各地や大館市・合川町での開所を重ね現在に至っている。
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【業種転換のポイント】
「縫製業から介護事業への転換?」と一見誰もが不思議に思うであろうが、実はどちらも女性主体の業種であるという意外な接点があった。介護事業を希望する従業員を雇用し続ける事ができたうえ、正社員の数も増え、新たな雇用も生み出した。女性の働く環境について、縫製業で培ったノウハウが生かされている。 また、当社の施設は遊休物件の転用が多く、その内5ヶ所が以前縫製工場として使われていた建物である。十分なスペースが確保でき、簡単な内装工事だけで介護施設へ生まれ変わるという地盤の利もあった。 他の施設についても中古物件の転用が殆どで、施設建設費が削減されている。
【格安な利用料の実現】
当社の急成長の理由として挙げられるのが、価格の安さである。通常8〜9万円とされるグループホーム入居費用を、建設費や食器・家具購入費等の徹底したコスト削減により、6万円台にまで価格帯を下げている。「低所得の高齢者でもしっかりとしたサービスを受けていただくために、入居費用を抑え、利用しやすいグループホームを目指します。」と、通院時の送迎やバス遠足にかかる費用、理美容代や洗濯代まで無料としている。費用が高くて入居を断念していた方も利用可能となり、どこも空きが無い状態である。
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平成15年9月に発売された『白神山水』。首都圏と大阪の百貨店でも取り扱われ、今年の3月にはディズニーランドに併設されているホテル2社に採用されるなど順調に売り上げを伸ばしているところ、さらに4月下旬には『白神山水』入りの『きりたんぽ』『だまっこ餅』『稲庭うどん』各一人前セットと3種全てが同梱された二人前セットを発売し、好評を得ている。
「白神山地というと“水”の印象があり、また“世界遺産”というネームバリューは全国的に知られているほど大きいものがあります。また、“水”という商品は生活必需品ですし、間口が広くどなたにもお勧めできる商品であり、また健康志向や本物志向という時代のニーズに合った “しかけていける商品” でもあると考えています。」と石田さんはいう。
この『白神山水』は、世界遺産地域に隣接する物見山という山に横ボーリングを施し取水している。取水場所から工場までの6.2kmの間は空気に触れることなく運ばれ、無菌状態のまま濾過・活性化の工程を経て工場内クリーンルームの生産ラインでボトリングされる。
『白神山水』には持ち運びなどにも便利な350mlと500ml、2L入りがあり、白神山地の恵みである当製品の売上金の一部を自然環境保全基金に充て、白神山地にお返しするような仕組みになっており、「白神山地の水の会」に入会すると会員価格で購入できるようになっている。
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当社では、6月よりメールマガジン会員と白神山地の水の会会員向けに新たな情報誌「白神山地の観光と物産情報誌」を発行する予定である。この情報誌は白神山地周辺の観光情報や物産品の紹介を兼ねたもので、白神山地を中心とした地域活性化を狙ったものである。白神の恵みを味わうだけではなく自然保護の手助けも行い、また地域活性化にも努める当社に今後とも注目したい。
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「木炭水盤 すみすと」をご存じだろうか。 「すみすと」とは、すみ(炭)とミスト(霧)を掛け合わせた当社の造語だが、では木炭水盤とは何か。木炭を加工して作られたもので、大きさは一輪挿しくらいのものから坪庭程度のものまで様々だが、それぞれに深山幽谷を思わせる意匠が施されている。炭で作られた黒い岩肌の所々には、天然の苔などの緑が配され、その間を白い霧が流れている。あるものは新緑の渓流を、またあるものは朝もやに包まれた山間を思わせる。耳を澄ませば爽やかな水音も聞こえてくる。話を伺うと小型の加湿器が内蔵されており、家庭用の電源に差し込むだけで永続的に霧が発生するという。単純にインテリアとして眺めているだけでも心地良いが、むろんそのためだけのものではない。霧を発生することにより、加湿機能のほかに、近年老化防止や美肌に効果があると話題になっている「マイナスイオン」を放出する(実験では15?の部屋で1ccあたり6,870個のマイナスイオンが発生)。加えて炭による脱臭作用もあり、部屋の調湿、空気清浄効果がある。そして人は、目で意匠を楽しみ、耳で水音を聞き、鼻で浄化された空気を呼吸し、肌でマイナスイオンを浴び、五感で「癒し」を得ることが出来る。世の中に「癒し」の商品は数あるが、このように1つのもので五感が総合的に癒され、なおかつ住環境が浄化されるといったものは他には無いのではないだろうか。
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代表の兎澤氏は、山野を歩き美しい景色に出会った時の感動を、家に帰ってからも楽しめたらと考え、製作に取り組んでいるという。また、元庭師の方を職人に招き入れ、更に深い味わいを出すよう日々研究に励んでいる。最近ではその価値が認められ、東京や神戸などの大手小売店からの引き合いがきており、更なる飛躍が期待されている。
面白いことに、水盤の苔や草木は全て生きており、絶えず変化していくという。このため1年も経つとまた違った味わいが出てくる。それも置かれている環境や気候風土によって植生が変わったりすることから、使っていくうちに自分だけのオリジナルに成長していく。そうした草木の変化に歳月の移り変わりを感じ、次の変化に想いを馳せるといった楽しみ方もできる。まったく人を飽きさせない心憎い「演出」である。「すみすと」は必ずや、あなたが生涯をかけてつきあい、「育てて」いきたい一品となるだろう。
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代表理事
嶋田 康子

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秋田港を賑わいのある楽しい場所にしたい
秋田ベイパラダイス協同組合
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ベイパラダイスは今年のゴールデンウィークで開業2周年となりました。私が「秋田港を望むこの地に、こういう商業施設があればいいな」と思ったのは、秋田港にセリオンができると聞いたその日でした。私は趣味で、そして仕事であちこち海外に行きます。香港島に渡るスターフェリーから見る100万ドルの夜景、ニューヨークの自由の女神とビル群を眺めながらのステタン島への20分の船旅、サンフランシスコ、サンタモニカ、ロングビーチの港の風景、そして横浜港、お台場、函館、小樽と、世界各地の港にはそれぞれ特徴をもった、港を望み人をひきつける施設がありました。バンクーバーのあまり綺麗ではない港も夜のレストランの窓から眺めると、ヒタヒタと寄せる波の音と光がロマンチックな趣をもっておりました。
私はお風呂でおぼれた経験を持つカナヅチです。水、海は大の苦手なのですが、港がどういう訳か好きなのです(先祖に船乗りがいたのでしょうか)。世界中の港には、若者が集うオシャレなレストランや老若男女が集まる楽しい街並みがあります。だから「そんな街並みが秋田港にもできるなら、その中で何かお店をやりたいなぁ」と考えたのです。そしてセリオン建設予定地あたりを、「何かできることはないだろうか」と、うろうろと歩きました。
実際、セリオンができ、リスタもプラザもできました。そして私はセリオンプラザ隣の倉庫を購入し輸入雑貨店を開きました。しかし、セリオン周辺は一向に私の考えていた様な賑やかな街並みにはなりませんでした。
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1998年、秋田市は『ポートルネッサンス21計画(秋田港の開発計画)』を発表し、建設コンペを募集しました。私は矢も盾もたまらずとびつき、応募者の一員となりました。しかし壮大な港の開発計画はバブルとともにはじけ、スゴスゴと引き下がるしかありませんでした。その後、身の丈にあった計画を、ということで造ったのがベイパラダイスです。私はこの名前に秋田港を楽しい場所(港のパラダイス)にしたいという期待を込めました。しかし多くの方たちの共感を得ることができず、資力のない中でできた建物は小さく、また、やっと集まった賛同者が経営する店舗は全体としての統一されたコンセプトがないと批判されています。セリオンが、見える土崎から寺内の会社に通う私は、朝な夕なにセリオン・秋田港を眺めながら、建物を建てる資金も集まらない、テナントも集まらない苦しさに「セリオン、お前のせいだ!」と恋人に裏切られたように恨んで眺めたものでした。
それから2年半の歳月が経ちましたが、セリオンは今でも私の何よりも愛する場所です。それは昼は雄大に、夜は心に染みるように輝いています。港には本当に大きく真っ赤な夕日が沈んでいきます。道路を越えて襲い掛かるかと思われた波も、春になり穏やかに輝いています。そして船が行き交い、フェリーが北海道や関西からお客さんを運んできます。秋田港のランドマークセリオンとその周辺は、ベイパラができていくらか賑やかになったでしょうか。これから何が必要でしょうか。
秋田には都会の人が羨ましがるような豊かな自然があり、美味しい食べ物があります。県外の人たちにそれを発信しつつ、秋田県人も秋田のよさを再認識できたら。そして秋田に足りないものは、若者をひきつける物・場所・施設、多くのコンテナ船が運んで来る海外の商品や異国情緒。それらを取り入れて、何よりも秋田県人にとって秋田港を素晴らしさや楽しさのある場所にできないだろうか、と欲張りな私は考えます。
さあ皆さん、ベイパラに足りないものを持ってきてください。それは県外大手資本の進出によるものでなく、秋田の個人事業者や中小企業者で成し遂げたいものです。私が「セリオンの向かいの土地に商業施設をつくりたい」といろんな方に呼びかけた3年前、「海に向かっていて場所が悪い」「あんな風の強いところで商売が成り立つ訳がない」などなど厳しい意見がありました。「あまりにも無謀な試みだ」と金融機関もなかなか資金を貸してくれませんでした。今でもまだまだ理解が得られた訳でもありませんし、苦しい経営も続いています。しかし、ひとつの細い道はできました。私もすべての情熱をかけて、私の愛する秋田港を賑わいのある楽しい場所にするよう努力致しますが、是非たくさんの方々の後押しと共感、ご提案、そして秋田港への進出をお願い致します。
そして世界中でここにしかない、多彩で楽しい、春夏秋冬何回も訪れたい、そんな場所に秋田港がなって欲しいと思います。
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代表
北林 由香

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霊峰田代岳産大豆を使用し、
こだわりの豆腐を開発
大豆工房 豆香(まめか)
〒018-3501
北秋田郡田代町岩瀬字向赤川19
TEL・FAX:0186−54−6421
E-mail:eggplan@fancy.ocn.ne.jp
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BSEや鳥インフルエンザ問題など、消費者にとっては食に対する信頼が揺らぎ、不安や恐怖さえ感じる出来事が相次いでいる。特に家族の「食」を担っている主婦にとっては、安全で安心できるものを食べさせたいと願うのは必然。また生活習慣病が急増し、健康を維持していくための一つである食べ物において、動物性食品から植物性食品へとシフト変更を余儀なくされつつある。
豆腐が大好物だという北林さんは、「こういう時代だからこそ『畑の肉』といわれる大豆を使って、安全で安心して食べてもらえる豆腐づくりを行い、少しでも多くの方に大豆を摂取していただきたい!」という思いから、豆腐づくりへの挑戦を決意。創業に向けて、昨年2月から県内外業者の視察や技術指導を受け、専業主婦の視点を生かしながら連日商品開発に取り組んできた。そして完成したのが、寄せ豆腐「白神の幸とうふっ娘」と木綿豆腐「大豆の里」。県の開業・開店起業家支援事業、田代町の特産物開発事業を活用して、今年2月に自宅敷地内に「大豆工房 豆香」を立ち上げ、3月24日から販売に踏み切った。
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地場産大豆「リュウホウ」をふんだんに使い、消泡剤は一切使用していないのが大きな特徴。大豆は品質のよいものを選び、使用量は一般的な豆腐の約2倍で、「にがり」で固めた豆乳濃度の高い豆腐に仕上がった。内容量は木綿豆腐は300グラム、寄せ豆腐は250グラムで、価格はどちらも一丁200円。コストを抑えるため、工房で直売する以外は会員を対象とした完全配達制で、町内はもとより近郊の大館市や鷹巣町などからも注文が舞い込んでいる。
「昔ながらの懐かしい豆腐を彷彿させる一品」と評判も上々で、会員数は現在150名を数える。創業当初は製造からパック詰め、配達まで北林さんが1人で切り盛りしていたが、生産量を増やすためパートを1人採用した。 少し高くても本物を、美味しいものを、安全なものを、と消費者の意識は高揚している。「将来的に豆腐の種類を増やしていきたいと考えています。まずは良質の大豆とにがりだけを使ったこだわりの豆腐を、一度食べてみていただきたい」と話す北林さん。豆腐会員は随時募集しているとのことなので、問い合わせは同工房まで。
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代表取締役
豊下 勝彦

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「水・土・大気を汚さない」をスローガンに掲げ、
自然に優しい環境保全型農業を実践
有限会社 ポークランド
〒017-0201
鹿角郡小坂町小坂字台作1-2
TEL:0186-29-4000
FAX:0186-29-4002
URL:http://www.momobuta.co.jp
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●SPF豚を年間75,000頭出荷
ポークランドの設立は平成7年2月。平成9年6月には隣接地に同規模の十和田湖高原ファームを開設した。山のふもとに広がった高原の一角にある農場内には交配・妊娠のための豚舎が一棟ずつ、分娩舎が2つ、肥育舎が9つと、全部で13棟が一列に並んでいる。両農場合わせて母豚3.000頭を飼育し、年間75,000頭を「桃豚」の名称で出荷しているという。
このSPF豚とは、「特定の病原菌をもっていない健康な豚」のこと。日本では豚の大敵である5つの病気(トキソプラズマ感染症・流行性肺炎・萎縮性鼻炎・オーエスキー病・豚赤痢)にかかっていない健康な豚にSPF豚の資格が許される。またSPF農場として認定されるには「日本SPF豚協会」での厳正な審査を受けなければならない。農場の管理状態・抗生物質の不使用・豚の血液検査・内臓検査等々の審査が毎年行われる。
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●糞尿処理はBMW技術で解決 〜完熟堆肥・生物活性水を生産〜
養豚を行う上で切り離すことが出来ないのが糞尿の処理。悪臭などの問題をどう解決するかは大きな問題だが、当社では「BMW技術」という方法で解決することに成功した。
BMWとはB=バクテリア・M=ミネラル・W=ウォーターの略で、これは微生物を含んだ排水を、ミネラル分を含有した軽石などの中を透過処理した「生物活性水」に変えてしまうという技術。豚舎から出た尿は、排水処理プラントを循環し浄化される。このプラントには軽石・御影石・腐植土が入っているだけ。腐植土の中の微生物(バクテリア)が尿の成分を食べ、石から栄養分(ミネラル)が溶け出し、更に微生物が活発に活動し尿をきれいにする。きれいになった尿(水)には微生物がいなくなり、残るのは豊富なミネラルと微生物が出したホルモンやビタミンだけで臭いも全くないという。これが“魔法の水”=「生物活性水」だ。当社ではこの水をいろいろな用途に活用している。「豚に飲料水として与えたり、豚舎の天井部から細霧したり豚舎内の洗浄水として利用している。そのため豚舎はいつも清潔で臭いも少なく、また子豚の成長も早く、肉質が柔らかく色鮮やかになった。」と豊下さんは話す。
また糞は別に集められて生物活性水等で悪臭を抑えた良質の「完熟堆肥」に姿を変える。堆肥はJAを通じて耕種農家に供給され、きゅうり、トマト等の「減農薬野菜」として出荷される。このBMWシステムを採用した糞尿処理施設は、ポークランドと隣接する(有)小坂クリーンセンターで運営されている。
●食の安全を追及
「SPF豚は病気のない状態で育てるので抗生物質や薬品を殆ど使いません。」と豊下さんは言うが、豚が病気になると薬品を使わなければならないため、外部から菌を持ち込まないよう日頃から細心の注意を払っている。農場(豚舎)内へ入るときは誰でも必ずシャワー入浴してから専用の作業着に着替える。また場内を走れる車は専用車だけで、出荷も専用車を使ってと、完全に場内と場外をシャットアウトしている。このような徹底した対策がSPF豚の育成を支えているといえる。
●昨年ISO14001を認証取得
昨年5月、ポークランド、十和田湖高原ファーム、小坂クリーンセンターの三社は、環境負荷低減の指針となる国際規格「ISO14001」を取得した。養豚会社の取得は県内では初めて。『水・土・大気を汚さない』をスローガンに、自然に優しい環境保全型農業を目指し、平成13年8月に豊下さんがキックオフ。平成14年に環境マネジメントシステムの構築、環境方針制定、システムの運用開始、平成15年に審査登録機関の審査を経て、5月、認証取得登録が完了した。環境マネジメントによって養豚場から出る産業廃棄物は良質の完熟堆肥にもなり、作物を育成する有用物に変えられる、そしてその作物をまた畜産へ循環するという「資源循環型」・「地域循環型」の農業がここに実現されている。
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大館樹海ドームに程近い場所にある『有限会社ウッドジョイ』。県内の経済状況が厳しい中で、3月上旬に発売された(株)小学館プロダクション発行の3誌(サライ・ラピタ・ビーパル)の付録である通信販売カタログ『大人の逸品』に、当社の『青森ヒバ風呂蓋』が掲載され人気を博している。代表取締役である高倉さんは東京都出身で、以前に教材関連の企画等の仕事に就いていたが、紆余曲折を経てその当時仕入先のひとつであった当社(当時は別名)の代表取締役に就任した。高倉さんは学習指導要領の改正や少子化などの煽りで教材の需要が一定しないと判断し、新しい商品の企画や地元工場に下請けを出しコストダウンをして行くことで会社を徐々に盛り上げて来た。
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「経営が苦しいが何をしたら良いか判らないということをよく聞きますが、充分に考えれば結構やれることを発見できるハズです。」と高倉さんは言う。カタログに掲載された『青森ヒバ風呂蓋』も高倉さんの新商品企画から創られたもので、青森ヒバの抗腐性や抗菌性、また香りによる癒し効果などの特性を生かし、いままでに無かった木製のロール式風呂蓋を製品化した。現在は『青森ヒバお風呂シリーズ』として『風呂桶』や『すのこ』など、各種取り揃えている。また東京での商談会に出店し、製品カタログと青森ヒバの香り袋を配っていたところ、小学館担当者の目に止まりカタログ掲載までの話となった。高倉さんのチャンスを引き込む企画力やアイディアは、以前からの仕事の上で培ったものも大きいかも知れないが、現在の『ウッドジョイ』の環境も相乗効果をもたらしているものと思われる。「ちょっとしたアイディアを出して、すぐに形になる環境ですから具体的に判断出来ますし、最高に楽しいです。大きな会社には真似できないでしょう。」と高倉さんは楽しそうに語った。
将来的には徐々に地元へアウトソーシングする部分を増やし、企画・販売で勝負するような地域貢献型の企業にしていくことが目標だと言う。「やっぱり地元秋田ですから、秋田スギの商品も企画構想中です。」今後の当社の動向が楽しみである。
※『青森ヒバ風呂蓋』は意匠登録中です。
※青森ヒバは、青森県を中心に北海道南部、秋田県、岩手県に分布する抗菌作用を持った特殊な性質を持つ樹木です。
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