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低迷する景況の中で、新分野進出・新商品開発し、秋田発全国へ・・・のビジネスチャンスをうかがい、ネットワークの活用などによって積極的な展開を図り、社内から評価され、また各マスコミ等に報道及び掲載された元気印会員企業を紹介しております(財団法人あきた企業活性化センター BIC AKITA より)。





代表取締役社長
 伊藤 健一


食べ物はファッション
企画から販売まで一貫したノウハウで全国展開

株式会社シャルマン
〒015-0011
由利本荘市石脇字田中73-1-2
TEL:0184-24-4105
FAX:0184-74-5057
URL http://www.charman.co.jp/
  由利本荘市の株式会社シャルマンは、食品の企画・開発、流通、マッチング、販路拡大のコンサルタント業務を行っている。在京の大手商社で長らく食品流通に携わってきたフードコンサルタント、伊藤氏が、故郷である由利本荘市に戻り、2008年4月に設立した会社だ。

 スーパーや百貨店の食品陳列棚の顔ぶれは、季節、流行に応じて目まぐるしく変わっていく。伊藤氏曰く、「食べ物は、ファッション」。商品が棚に並び、消費者の目に留まり、購入してもらうためには、味や安全性は当然ながら、コンセプト、パッケージ、食材、販路まで、食品業界の流行を的確に捉えて商品化・販売を行う必要があるそうだ。「商品開発は、まず、お客様が何を欲しがっているかを把握することです。安定した販売を継続するためには、マーケティングの発想から商品を作り、食品流通のノウハウを持って取引を進めることです。たとえば、バーコードや目を引くラベル、包装は大前提の一つですよ」。同社は、フードコンサルタントとして培ったノウハウと人脈で、食品メーカーの「売りたいものを、売れるように」総合的に指導・支援する。

 その一例が、(株)増田町物産流通センター(上畑温泉さわらび)の依頼を受け、映画「釣りキチ三平」の公開(3月20日)に合わせ商品開発した「リンゴの唄」。増田の完熟りんごのみを使用して作ったジュースを、増田出身の漫画家、矢口隆雄氏書き下ろしの「釣りキチ三平」化粧箱に詰めた数量限定の季節商品だ。さわらびのほか、首都圏の百貨店でも販売される。
 また、コンサルタント業務のほか、同社は自社商品の開発も行い、すでに2商品を首都圏、東北全域のスーパーや百貨店で販売し好評を得ている。「みそキムチ」は、本場韓国の製法を基本にした、酸味の少ない日本人向けの味噌味のキムチ。普通のキムチの約3倍の時間と手間がかかっているのだそうだ。「もっちり米生パスタ」は、小麦ともち米粉を合わせた、もちもち、しこしこ、ぷりぷりといった食感と、インスタントラーメンと同じ3分間の茹で上がりが特長の生パスタで、太麺と細麺の2タイプを揃えている。

 「食品業界は、大手の商社が流通を取り仕切っているのが現実ですので、当社は販売先を商社にしています。小さな当社の商品を、商社の大きな流通網に乗せることで、より多くの店舗で販売してもらうことができます。しかし、無理はしません。真心を込めて作った商品をご理解いただけない取引先はお断りしています。商品を守ることが、よりよい商品づくりの維持につながるからです」。(株)シャルマンは、食品流通の荒波の中、魅力的(シャルマンは仏語で「魅力的」)に、風を捉えながら進んでいく。
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代表取締役社長
 高橋 政義


全国に販路を広げる、ポチへのおみやげ
株式会社ポチみや
〒157-0066
東京都世田谷区成城2-3-12
TEL:03-5451-8566
FAX:03-3428-1999
URL http://www.pochimiya.com/
 充実した人生のために、愛犬や愛猫などのペットを、パートナーと考えている方が急増している。国内の犬の飼育頭数は約1万2500頭を超え、ペット関連産業は急成長を続けている。
 秋田市に生産の拠点を構える「株式会社ポチみや」は、“愛犬にお土産を”というコンセプトの商品展開で、大きな成長を遂げているペットフードの製造・販売会社だ。社長の高橋政義さんは、ご自身が犬を飼い始めたことを契機に、それまで携わっていたIT関連とは全く異なるペットフード事業に着手した。
 「遠出した時、家で待つ犬にお土産を買って帰ろうと思ったんです。当然あるものと思ったけれど、どこにも置いていなかったんですよ。これは新しい需要を取り込めるのではないかと、秋田在住の知人と共に、犬へのお土産の商品化を始めたんですよ」。

 同社は、常食用のペットフードではなく、おやつになるお土産としての商品を開発し、全く新しい市場を開拓した。
 主力商品のクッキーは、キャロブ・ごま・卵殻などを主原料に、20種類以上の豊富なバリエーションで、犬の好む匂いと食感を追求し、オーブンで3〜4時間かけて焼き上げる。十分に水分を飛ばしたクッキーは、心地よい噛みごたえで犬も大満足だという。他にも、おかきや煎餅、鶏ささみジャーキーなど、同社の製品はいずれも無添加・無着色、人間にも使える安全で安心な素材を厳選し手作りしたもの。「おいしいですよ」と言って、高橋さんは出来上がったばかりの青海苔あられを、パクッと口に放り込んだ。
 新しいヒット商品は、平成19年10月から販売しているスープなど数種類の食材を詰め合わせたドライブ用弁当 “どら弁”だ。このどら弁、床に置いた容器が滑って犬が食べづらいのが難点であったが、今では固定用の両面テープを装着したスグレ者に変身、ますます人気上昇中。

 現在、同社の販路は日本全国に広がり、高速道路のサービスエリアを始め、鉄道の駅や空港などの交通ポイントでの取扱いが多いのが特徴だ。「足を使って地道な営業活動を続けました。当社の商品は、既存商品との競合が発生しないため、販売店さんが気軽に反応してくれることが多いですね。飼い主様からも喜んで食べてくれたという声をたくさんいただいています」。家で帰りを待っている愛犬や、一緒に旅をする愛犬に、何かご褒美をあげたくなる飼い主の心を見事につかんでいる。

 更に、クッキーを販売地域の名物や特産品の形にしたり、地域産の素材を使用して地域性を持たせたりして、よりおみやげ感をアップさせている。
「お陰さまで注文にお応えするのがやっとの状態です。多くのお客様により良い商品をお届けするためにも、機械化を進めたいですね。それから、地域の素材や、犬の健康を助ける素材を活用した商品開発に、もっともっと力を入れたい・・・」と抱負を語る高橋さん。

 同社はインターネット販売も行い、全国に多くのファンを抱えている。顧客第一主義に徹し、モニター制度を設けて新商品の試食調査を行うなど、「ポチみや」ファンが同社の商品開発を通して、情報交換や交流を行うことができるコミュニティの動きも活発だ。
 愛犬家の潜在的なニーズにうまくアプローチし続けるポチみやに注目。
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代表取締役
 信太 研治


廃材を有効活用した敷設ブロックの開発

大信太工業株式会社
〒018-2301  山本郡三種町志戸橋字割道442
TEL:0185-83-3888
FAX:0185-83-3933
http://www.eco2.co.jp/
 型枠工事を中心に、建設業を営む大信太工業株式会社。工事現場から発生するコンパネや桟木などの廃材は産業廃棄物として扱われるため、以前は焼却により処分していた。地球温暖化といった環境問題への取組が求められるなか、企業としてCO2排出抑制や循環型社会の構築などに寄与するため、3年前から廃材の有効活用について、県立大学木材高度加工研究所と共同研究を行ってきた。幾度とない改良の結果、歩道用路盤材“ECO2ウッドブロック”を開発し、敷設ブロックの製造という新分野への一歩を踏み出した代表取締役 信太研治氏にお話を伺った。

 「これまでの多くの方々からの支援により、“ECO2ウッドブロック”を開発することが出来ました。この製品は、粒子の細かいチップをゴム質系の接着剤で固形化した上層部と、粒子の粗いチップを固形化した下層部の二重構造になっております。上層部と下層部の接合部分に段差をつけることにより噛み合わせ効果が生まれ、ブロックの起き上がり防止や、ブロック間の防草性を高めることができました。また、ゴム質系の接着剤を使用することにより、クッション性にも優れ、歩行時の足への負担が軽減されるほか、万が一の転倒時の衝撃を和らげる効果があります」

 “ECO2ウッドブロック”は従来のコンクリート製品に比べて格段に軽く、狭い場所や重機の入りにくい場所でも容易に施工作業が出来るのも特徴のひとつ。マンションのベランダや屋上などに敷設することで、夏は照り返しを和らげ、冬は冷気の遮断といった断熱効果が得られる。これにより、無駄なエネルギー消費を抑えることができ、省エネ対策やヒートアイランド現象の抑制も期待できる。能代市内の一般家庭の玄関アプローチや、三種町立山本中学校の校庭などへの施工も行われているが、本格的な事業展開はこれからだそうで、現在、当センター「建設業新展開トライアル活動助成事業」の採択を受け、芝の植生や耐久性の向上試験等を行っており、ビルの屋上緑化などへの用途拡大が期待されている。

 「生産体制の整備等まだまだ解決しなければならない課題もありますが、私どもは現場で発生した廃材を回収し、ただ再利用するだけではなく、製品化したものを現場に戻すことによりゼロエミッション化を推進し、環境対策に少しでも貢献できればと考えております。」と力強く語る信太社長。今後の活躍に注目していきたい。

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代表取締役
 佐藤 六廣


54歳からの創業、小ロット・高品位・環境配慮のレンズ製造

有限会社 さとう技研
〒019-1302 仙北郡美郷町金沢字向小屋128-2
TEL:0182-37-3120
FAX:0182-37-3533
http://hbc.biztop.jp/hiroba/satogiken.html
 仙北郡美郷町にデジタルカメラ、内視鏡、測定器などに使われる、試作、小ロットの高難易度のレンズ加工を手がけ、業績を拡大している「さとう技研」がある。1980年代のユーミンの曲がバックグランドミュージックとして静かに流れる本社工場を訪問し、代表取締役の佐藤六廣さん(60歳)にお話をお聞きした。

 佐藤さんは、レンズ研磨を通じて、技能者と若者を結びつけ、レンズのように澄んだ心で仕事に喜びを感じて意欲を燃やす人材・仲間を作るために、会社を作りたいという決意から、2002年4月に「さとう技研」を立ち上げた。県の創業に対する補助金172万円を受け、自宅そばの倉庫を改装、仲間5人とともにスタートした。  「創業時から、新工場を5年後に建設することが念願だった」という。橙色の瀟洒な新工場が、2007年9月に竣工、今、田植えの終わった、緑あふれる仙北平野のど真ん中に立つ。

 工場を見せてもらうと、2006年度に県の設備貸与(リース)制度で導入した新鋭のレーザー干渉計(半径等球面精度測定器)が検査工程で活躍する一方、使い込んでいると思われる機械もあった。「オーバーホールして、使い易いように整備した機械もあるんです。レンズの精度と工程での使い易さを考えた工場です」

 同社の高精度極小R(半径)レンズは、宝石のようで、職人の技が輝く。手仕事中心の努力と根気が生み出すこのレンズの品質の高さが、確実に受注量を伸ばしている所以であろう。「中国に視察に行きましたが、技術・技能を活かした小ロット・高品位なら勝てると確信しました。技術・技能力を高め、従業員の価値を上げ、無理な価格競争をせずに利益を出せるようにしたい」という。

 佐藤さんは、国の競争的研究資金に採択された他社事業のアドバイザーを務めるほどの技術・技能力がある。だが、企業として伸びていくには、社員全員が技術・技能力を高め、価値を高めることが不可欠だ。そのため、2007年度は、当センターのフェニックスプラン21の「人材育成事業」に応募、採択され、東京の大手レンズメーカーに若手従業員1名を派遣し球面加工技術を身につけさせた。

 また、社員全員を広範囲の技術・技能力を持つ多能工化することも大きな目標だ。14名いる社員は、20から60歳代と幅広く、ベテランが若手を効果的にOJTで指導することができている。それとともに、小さなことから大きな問題点まで、全員で検討しあう。社員全員が問題点を把握し、その解決策を自ら考え話し合い、決定した解決策を全員が共有する体制を構築して、それぞれが自己研鑽に励んでいる。

 農村という立地から、地域環境に配慮するため、工場内の壁全面にステンレスを付け工程で出るミスト化した廃油を回収・再利用しているほか、現在工場廃水に含まれるガラス材や研磨材などのスラッジ(産業廃棄物残渣)を乾燥させ廃水はゼロにし、水道料金は基本料金に抑え、さらにこの乾燥スラッジを再利用できないかと県の産業技術総合センターとともに取り組んでいる。

 佐藤さんは、人材、制度、環境の経営資源を最大限活かすことが、社業発展の基礎であることをしっかりと見据え、実践していた。

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代表取締役
 児玉 修


fabricaで、自動車修理工場さんとの絆を大切にした支援事業を展開

株式会社東北安全ガラス
〒010-0965 秋田市八橋新川向12-31
TEL:018‐863-2750
FAX:018‐866-0004
http://www.t-anzen.co.jp
 自動車ガラスやタイヤ・ホイールなどの自動車関連商品の卸売り及び小売り・施工を展開する株式会社東北安全ガラスは、平成19年11月から板金塗装修理のネットオークション「fabrica」の事業展開を始めている。この新たな事業を中心に代表取締役社長 児玉 修 氏にお話を伺った。

 昭和47年に秋田営業所としてスタートし、昭和55年に現社名の東北安全ガラスとして事業展開し、現在、東北・北陸地区に8営業所を持っています。板金塗装修理のネットオークション「fabrica」についてですが、このシステムは、コンサルタント業務を展開している東証2部上場の株式会社 日本エル・シー・エーが全国にフランチャイズ展開しているもので、当社では秋田県内での営業権を得て事業展開しています。

  板金塗装修理とネットオークションの組み合わせは、まさに時代の流れの中で必然的に求められたシステムと思っています。これまで自動車の整備については保証がありましたが、板金塗装修理には保証がありませんでした。また、修理では、見た目ではなかなか良否が判断できないという問題がありました。このシステムでは、引き受けから納車まで一貫して行い、しかも約20項目のチェック項目を設けて完成検査をします。修理を依頼したお客様のご要望に十分対応でき、安全・安心を提供することができるシステムです。

 オークションに出品する顧客は、ディーラー、損保会社、リース会社などのほか、車を所有する法人などです。入札に参加するのは厳正に審査登録された優良修理工場です。出品顧客にとっては、納得のいく低廉な価格でしっかりとした修理を依頼できるというメリット、修理工場にとっては、自社の閑暇状況の時に仕事を補うことができ、安定的な稼働を維持できるというメリットがあります。更に、車の修理をディーラーなどを通じて依頼するエンドユーザーにも、適正で低廉価格と十分な保証というメリットをご提供できます。

 このシステムは、当社が自信を持ってお奨めできるものですので、加盟店を100社程度に広げていきたいです。また、多くのエンドユーザーにも知っていただき、「fabricaで」と指名していただけるように知名度の向上を図っていきたいと思っています。このfabricaを通じて、当社がこれまでに修理工場さんと共に培ってきた絆を大切にした、良い意味でのネットワークづくりを進め、当社が提供できる支援業務の展開と位置づけていきたいと思っています。

 また、このためにも人づくり(人材育成)が一番大切ですね。人づくりは会社づくりにもつながります。社員だけではなく、その家族も誇りを持てる企業になることを目指し、価値観を共有するように努めています。そのためには経営者も大いに変わらねばなりません。人を大切にする人間尊重の経営理念こそが、技術力を向上し地域社会の信頼を得て、人づくりと会社の成長につながるものだと確信しています。そのためにも、いかに経営理念を全社員に浸透させて、いきいきと働ける環境を維持していくかが私に課せられた大事なテーマと考えています。

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元気企業!


■株式会社シャルマン

■株式会社ポチみや

■大信太工業株式会社

■有限会社さとう技研

■株式会社東北安全ガラス



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